SPACE Long Armsでは、海洋のリテラシーを向上するために、海に関係する映像を鑑賞し勉強する会「海辺の鑑賞会」を不定期で開催しています。
第3回は、飽和潜水など海中での作業技術などについて勉強します。
ふるってご参加ください。
【第3回 海辺の鑑賞会(楽しい潜水)】
開催日時:1月15日(金)19:00
教 材 :1989年ジェームズ・キャメロン監督作品
「アビス(完全版)(The Ablyss) 」171分
参加費 :ドロップイン料金 ※月額会員は無料
※鑑賞会開始後の入場はお断りいたします。
30mより浅い水深での海中作業は、スキューバダイビング(空気潜水)という技術でおこなうことができます。
スキューバダイビングは、手軽ですし、やり方さえ間違えなければ安全です。
珊瑚礁や沈没船への潜水はちょっとした訓練をすれば誰でも楽しめます。
それより深い海中へは、ヘリウムガスを混ぜた混合ガスを吸う混合ガス潜水がおこなわれます。
ただし、潜水病にならないために浮上するときに長時間の減圧停留をしなければなりません。そこで、海面へと浮上しないで、できるだけ長く海中で作業し続ける飽和潜水(体がヘリウムガスで飽和してしまう)という潜水が行われます。300mぐらいの深度まで潜水することができます。
教材である鑑賞作品「アビス」は、飽和潜水で海底油田を掘っている人たちが深海の未知の生命体と遭遇する物語です。実話ではなくSFなので現実とはほど遠いところもあり、笑ってしまうところが多くありますが、実際の海中作業や潜水を楽しく紹介してくれます。
有人潜水艇やROV、潜水艦などが出てきて、海を楽しむ絶好の教材です。
鑑賞会冒頭に、支配人の浦が鑑賞の助けになる解説をおこないます。